１９５６（昭和31）年１２月２５日生まれ。京都府出身。
大学卒業後、京都の撮影会社にて撮影助手をつとめる。
２６歳で最年少カメラマンデビュー。１００本以上の映画、ドラマ等の撮影を担当。
その後フリーとなり、ホンダ、スバル、ＪＲ 、ＪＴなどのＣＦを多数手掛ける。

撮影を担当した作品には映画『’hood』（1998年）、『旅の石工－丹波佐吉の生涯』（1998年 ）、『センチメンタルシティマラソン』（2000年）、『王様の漢方』（2002年）、『TAKI 183』（2005年）、『Jam Film S（エス）すべり台』（2004年 ）など多数。

撮影監督を担当した作品には映画「エイトマン」「ｈｏｏｄ」 「ガリンペイロ」　「センチメンタルシティマラソン」「西遊記」「丹波佐吉の生涯」「王様の漢方（日中合作作品）」などが多数あり「冷静と情熱のあいだ」では２００２年アカデミー賞優秀撮影賞を受賞。
2006年「シュガー＆スパイス　風味絶佳」

監督作品には『平成維新伝・群狼がゆく』（2000年）、『丹下左膳百万両の壷』（2004年）など。 テレビドラマとしては、『世界一の“愛妻物語”～乙羽信子と新藤兼人』（日本テレビ）、『東京タワー～オカンとボクと、時々、オトン～』（2006年 / フジテレビ）、『明智光秀～神に愛されなかった男～』（2007年 フジテレビ）、「薔薇のない花屋」

劇場、映画監督デビューを果たした「丹下左膳　百万両の壺」では、原作を大胆に脚色した三村伸太郎のオリジナル脚本の良さを活かしながら、丹下左膳を知らない世代にも理解できるように背景やキャラクターの説明を加え、 オリジナルよりも“泣かせる”エンディングが用意された鮮やかな矢場をはじめ、ここではカラー作品であることを意識して美術や衣装の色彩に凝り、 これまでの日本映画にはなかった鮮やかな色彩感覚で、まるで浮世絵のような江戸風景を35ミリ・フィルムによる奥行きのある映像で描いていく。